
毎月更新の予定です
2001年12月号 「賢人は歴史に学ぶ」
2001年11月号 「夢二と岡山の地酒夢ひじり」
2001年10月号 吉備の豊酒(きびのとよざけ)について
2001年9月号 「医食同源」について
2001年8月号 「JBAと海外交流」
2001年7月号 当社のリエンジニアリングについて
2001年6月号 「ヴァイツェンビール」のアンケート結果の報告
2001年5月号 「戦略思考」について
2001年4月号 酒の効用について
2001年3月号 酒と文化変容について
2001年2月号 「和酒」と「洋酒」について
2001年1月号 岡山の地酒にご支援を
2000年12月号 地ビール業界の行く末 |
「賢人は歴史に学ぶ」
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宮下酒造株式会社 社長 宮下 附一竜
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今月のトピックスは少し遅れましたが、最近感じていることをお話してみたいと思います。
賢人は歴史に学び、愚者は経験に学ぶといわれますが、今日の様な混迷した時代においては、一層歴史に学ぶことが大切であるように思えます。
ところで、三国志は「天・地・人」の三要素の展開であると言われます。
すなわち、曹操の魏に“天の時”、孫権の呉に“地の利”、そして劉備の蜀に“人の和”をあてて比較されます。
戦いに勝つためには、有利な態勢を整える必要性がありますが、この天の時、地の利、人の和という三つの条件をいかに把握するかが統率者には要求されます。
そこで、今日の我が社のおかれている状況をこの三つの条件に当てはめて考えてみたいと思います。
天の時とは、日月の運行が明晰で、五星の位置が法則に合い、風気が調和したような機会をいうということです。
そういう意味では、現在の天の時は我が社にとっては大変厳しい状態にあるといえます。
天の時(運)を期待することはできません。
次に地の利ですが、これは険しい地勢の山に堅固な城壁を築き、激しい流れの江河に守られた地形をいうということです。
この地の利においても、当社は決して恵まれているとは思えません。
そこで、残るのは人の和ということになります。
人の和とは賢明な君主、将軍がいて、兵士はよく軍律を守ってモラルが高い状態をいうということです。
人の和は経営者と社員が一致団結して努力すれば最も実現可能な条件であると思います。
「失われた10年」と呼ばれるような大変厳しい経済状況の中にあって、この苦境を耐え抜き、生き延びていくための方策は「人の和」にあると私は考えます。
社員と力を合わせ、一丸となってこの困難を克服してまいりたいと念願いたしておりますので、皆さまのご支援とご協力を一層お願い申し上げ、12月のお話といたします。 |
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