平成19年酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞(2008年5月)
平成十九年酒造年度 全国新酒鑑評会にて弊社の大吟醸酒『極聖』(きわみひじり)が金賞を受賞いたしました。
金賞受賞は今回で十度目の受賞で、昨年に続けての二年連続受賞なります。 全国新酒鑑評会は独立行政法人酒類総合研究所主催で行われ、明治四十四年の第一回開催以来、今回が九十七回目でした。
平成十九年酒造年度 全国新酒鑑評会にて弊社の大吟醸酒『極聖』(きわみひじり)が金賞を受賞いたしました。
金賞受賞は今回で十度目の受賞で、昨年に続けての二年連続受賞なります。 全国新酒鑑評会は独立行政法人酒類総合研究所主催で行われ、明治四十四年の第一回開催以来、今回が九十七回目でした。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
日本酒の需要の長期的低迷が続いているが、その原因は複合的であると考えられ、これだという一つの原因を特定することは困難なように思える。
私は、いろいろ考えられる原因の一つとして、世界の酒と日本酒の競争において日本酒がじわじわと押されているのではないかと考えている。日本人は太古より、米の酒、日本酒を神に奉げ、飲み続けてきた。まさに、酒とは日本酒をさしてきたのである。
宮下酒造株式会社 企画研究部
岡山の清酒の歴史を語る上でかかせないのが、岡山の米と水、そして、酒造りの技術集団、備中杜氏である。
岡山県は吉井川・旭川・高梁川の三大河川が県下を南北に縦貫し、水量に恵まれ水質は軟水で鉄分等の有害物質は少なく良質で適切である。原料米は日本一と定評のある備前雄町・山田錦・朝日・アケボノ等の優秀な酒米の産地でもある。お酒は米を原料とする生産品である以上よい米を使用するのは当然としても、酒造技術がともわないと良い製品は出来ないものである。
頌 春
謹んで新春のご祝詞を申し上げます
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
平成二十年戊子(つちのえね)歳の新春を迎え、謹んで皆様のご清福を衷心よりお祈り申し上げます。
さて、宮下酒造の経営理念は「酒文化のすばらしさを多くの人びとに伝えること」にありますが、そのために、昨年は「環境整備」を経営目標に掲げ、工場内の環境整備と美化に努めてまいりました。しかし、その改善計画は未だ完成していませんので、本年も継続して「環境整備」に努めてまいりたいとおもいます。
宮下酒造株式会社 企画研究部
平成20年1月16日(水)、岡山テルサ テルサホールにて岡山県と岡山県うまいくだものづくり推進本部主催の岡山県ニューピオーネ推進大会~生産額100億円 達成記念大会~が盛大に開催されました。
宮下酒造株式会社 企画研究部
平成19年広島国税局清酒鑑評会の結果が2007年11月19日に発表され、吟醸酒部門で弊社「極聖」が優等賞を受賞いたしました。平成19年広島国税局清酒鑑評会の概要は下記のとおりです。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
10月12日コロラド州デンバーで開催されたBrewers Association 主催の「26th Great American Beer Festival」に参加してきました。3日間のチケットは売り切れという状態で大変な盛況でした。事前にインターネットでチケットを確保していましたので入場できました。会場には408場の醸造所が約2000種のビールを展示、試飲できるとのことでしたが、混雑してなかなか思うようには試飲できませんでした。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
私たち酒造業界の置かれた環境は、ますます厳しいものとなっていますが、この困難を克服し、新しい時代環境に適応するための課題を私なりに一言で表そうとするならば、「コモディティ化の罠から脱却すべき清酒業界」ということになると思います。
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜
他社の真似をした商品でなく、我社のオリジナル商品の開発に努め、オンリー・ワン商品の開発に努めることが、大きな課題として、私の頭の隅っこに存在しましたが、酒類という長い伝統を持つ業界においては、困難なことではないかと漠然と考えていました。 ところが、最近開発した新製品をよくよく見るとそのほとんどがオンリー・ワン商品に近い商品であるといえると思います。
ごく最近発売した「ビア・スピリッツ オールド・独歩」は、ビールを蒸留したスピリッツですが、これに類するものはフランスやベルギーにはありますが、日本においては初めての商品ではないかと考えています。ウイスキーでもなく麦焼酎でもなく、独特の香りと味わいを持っている、新ジュンルのお酒ができたと思います。
また、「ぴおぅね酎」は、岡山特産のブドウであるピォーネの皮から抽出した アントシアニンの豊富に入った、まさに世界に一つのオンリー・ワン商品であると確信しています。
発泡酒においても、「マスカットピルス」「ピーチピルス」「紫いも」「チョコレート独歩」などの商品を、他社の物まねにならない商品をという信念をもち、一貫性をもって新商品の開発に努めています。
今後も、独創性のある、地域的特徴のある、他社にはない、オンリー・ワン商品の開発に積極的に取り組んで行き、お客様に驚きと感動を提案してまいりたいと思いますので、どうぞご期待ください。