令和2年度岡山県経営革新アワード表彰式挨拶文

この度は、「令和2年度岡山県経営革新アワード」におきまして、知事よりグランプリという輝かしい賞をいただくことができ、誠にありがとうございました。これも、主催者である岡山県・岡山県産業振興財団、また金融機関の皆様や、お取引先企業の皆様のご支援の賜物であると心よりお礼申し上げます。

弊社宮下酒造は創醸100年をこえる酒造会社ですが、近年、日本の伝統産業の一つである酒造業界は、時代の大きな変化の中で、大変厳しい経営環境に直面していると実感しております。そうした状況の中で、当社は平成12年より「新しい酒造業のあり方」を模索して、数度の経営革新計画に取り組んでまいりましたが、今回表彰をいただいた「蒸留酒文化を創造するビジネスモデルの構築」はこれまでの集大成ともいえる計画で、実行面でもほぼ完璧にできたと自負しております。

簡単に今回の計画概要をご紹介させていただきますと、まず、計画当時国内では珍しかった銅製のウイスキーポットスチルをドイツから導入し、ウイスキーやジンをはじめとする高付加価値の蒸留酒製造に着手しました。また、アンテナショップである「クラフトビアショップ独歩」の出店やレストランとショップを併設する「酒工房 独歩館」の工場内建設を通じ、顧客との接点の創出や観光酒蔵という新しいビジネスモデルの構築を目指しました。

当社は社是として、「限りなき挑戦」を掲げておりますが、企業の成長は、新しいイノベーションの継続と徹底による自己変革によってもたらされるものだと信じております。

今日、新型コロナウイルスのパンデミックによって、酒類業界の環境も一層厳しいものに変化していくことが予想されますが、その変化に柔軟かつ敏捷に対応し、新しいイノベーションに挑戦することによって、フロンティアを切り開いて生き残っていきたいと考えております。

今回の授賞を糧にし、今後もさらに精進し、県内の農家や観光業の皆さんと提携を深め、岡山県の発展に少しでも寄与していきたいと思います。皆様からの引き続きご支援を賜りたく、この場を借りてお願い申し上げます。

以上で簡単ではございますが、私からのお礼のご挨拶とさせていただきます。
本日は、誠にありがとうございました。

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