トピックス

新年のご挨拶(2020年1月号)

頌 春
令和庚子二年の新春を迎え、謹んで皆さまのご清福を心よりお祈り申し上げます。

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

昨年、宮下酒造は、「日本と世界の酒文化をつなぎ、本物の酒の持つおいしさと美しさを創り求め、お客様の喜びと幸せに貢献する。」という「会社の使命」を定めました。


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「紹興酒を楽しむ会」での挨拶

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 紹興市委員会書記馬衛光様、紹興酒メーカー「古越龍山」の銭肖華会長をはじめ、多くの中国と日本のご来賓の皆様をお迎えして、盛大に「紹興酒を楽しむ会」が京都において開催されましたことを心よりお祝い申し上げます。また、本席にご招待いただき、先ほど私どもと「中国の黄酒と日本の清酒との文化交流の促進のための協力枠組」が調印されましたことを大変光栄なこととうれしく思います。


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平成30酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞(2019年5月)

平成29酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞

 平成30造年度 全国新酒鑑評会にて弊社の大吟醸酒『極聖』(きわみひじり)が金賞を受賞いたしました。平成22酒造年度から九年連続の金賞受賞です。

 金賞受賞は今回で22度目の受賞です。 全国新酒鑑評会は独立行政法人酒類総合研究所主催で行われ、明治四十四年の第一回開催以来、今回が107回目でした。

 この鑑評会はその年に製造された清酒を全国的な規模で調査・研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、清酒の品質向上に寄与することを目的として行われ、現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会です。 今年は4月23日~25日に予審が、5月9日~10日に決審が行われ、出品点数857点の中から416点が入賞酒に、入賞酒の中で特に優秀と認められた237点が金賞に選ばれました。


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新年のご挨拶(2019年1月号)

謹賀新年

毎々格別のお引き立てを賜りありがとうございます
本年も相変わらずご愛顧の程お願い申し上げます

平成31年 元旦

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

平成30年度 岡山県清酒品評会にて『極聖 特別純米 高島雄町』岡山県知事賞受賞(2018年10月)

平成30年度 岡山県清酒品評会の結果が発表され、吟醸酒部門で「大吟醸 極聖」が、岡山県産業労働部長賞を、純米酒部門で「極聖 特別純米 高島雄町」が、岡山県知事賞を、一般酒部門で「極聖 本醸造 上撰」が、岡山県工業技術センター所長賞を受賞いたしました。平成30年度 岡山県清酒品評会の概要は下記のとおりです。


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法人と資本主義(2018年6月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 本日は「法人と資本主義」ということについて簡単にお話をさせていただきます。

 まず、第一には「法人」という言葉は、人間の想像力によって生まれた虚構、フィクションだということです。「サピエンス全史」という本の著者ハラリは書いています。「法人も神話や国家や貨幣という言葉と同じように、ホモサピエンスである人類が発明し、皆がそれを信じている虚構なのです。この虚構こそが見知らぬ人同士を結び付け、協力することを可能にし、ホモサピエンスは途方もない力を得ることができ、文明を築くことができたのだと」。この本「サピエンス全史」は世界的なベストセラーになっていますので、是非一度お読みいただければ、目から鱗が落ちると思います。


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SAKE COMPETITION 2018 『極聖 大吟醸』 GOLD 第1位受賞

Sake Competition 2018 吟醸部門 GOLD 第1位

SAKE COMPETITION 2018の吟醸部門において、『極聖 大吟醸』が GOLD 第1位を受賞いたしました。

SAKE COMPETITION 2018は、454蔵、総出品数 1772点と出品酒世界最多の日本酒コンペティションです。純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、吟醸、Super Premium、スパークリング、海外出品酒の7部門に分かれ、TOP10にGOLD、GOLD以下上位10%にSILVERが与えられます。

『極聖 大吟醸』が GOLD 第1位を受賞した吟醸部門は、部門出品数198点、予審通過69点でした。


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平成29酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞(2018年5月)

平成29酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞

 平成29造年度 全国新酒鑑評会にて弊社の大吟醸酒『極聖』(きわみひじり)が金賞を受賞いたしました。平成22酒造年度から八年連続の金賞受賞です。

 金賞受賞は今回で21度目の受賞です。 全国新酒鑑評会は独立行政法人酒類総合研究所主催で行われ、明治四十四年の第一回開催以来、今回が106回目でした。

 この鑑評会はその年に製造された清酒を全国的な規模で調査・研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、清酒の品質向上に寄与することを目的として行われ、現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会です。 今年は4月24日~26日に予審が、5月8日~9日に決審が行われ、出品点数850点の中から421点が入賞酒に、入賞酒の中で特に優秀と認められた232点が金賞に選ばれました。


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「酒は文化なり、歴史なり」(2018年4月号)

「酒は文化なり、歴史なり」
「The subsequent development of these human cultures is called history.」
人間文化のその後の発展を「歴史」という―――「サピエンス全史」より

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

(1) 文化とは何か
・「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果」(広辞苑)
・「人間の生活様式の全体。人類がみずからの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体。それぞれの民族・地域・社会に固有の文化(日本の文化)があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流によって発展してきた。(東西の文化の交流)」(デジタル大辞泉)

(2) 酒文化とは
・酒はその土地でできる材料を使って、人間の知恵と工夫により造られた文化
・酒の原料は主に植物であるが、多種多様であり、世界中にいろいろな酒がある
・製造方法も多様であり、醸造酒(日本酒、ビール、ワイン、紹興酒)、蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ジン、ブランデー、白酒)、混成酒(リキュール、薬酒)
・「すぐれた酒を持つ国民は進んだ文化の持主であると言っていい」(坂口謹一郎著「日本の酒」より)

(3) 歴史とは何か
・「人類社会の過去における変遷・興亡のありさま、また、その記録」(広辞苑)
・「ある事物・物事の現在まで進展・変化してきた過程」(デジタル大辞泉)
・「人間が農耕生活に入って、農作物に余剰が出るとそれらの加工が考えられるようになった。その有力な手段の一つが醸造であり、その中に酒造りがあった。農作物は神からの授かり物という考えは、多くの民族に共通のもので、農作物は神に捧げられ、酒もまず神に供えてから神と共に飲んでいた(直会)。一方で、酒は薬とも考えられていた。漢字で醫という事の酉は酒のことで酒と薬は同源であった。酒の生産が増えていくにつれ、酒は人間にとって重要なものとなり、宗教、政治、経済、芸術、文学、科学などに関わり合いを持ち、まさに人間の歴史とともに歩んできたといえる。」(大塚謙一著「酒の履歴」より)

(4) 宮下酒造の酒文化とは
・「Development is defined by the carrying out of new combinations.」
 発展は新結合の遂行によって規定される(シュムペーター著「経済発展の理論」)
・「日本と世界の酒文化をつなぐ」ことによってイノベーションを起こすというコンセプト
・違った製法の酒の新結合による新製品開発

『酒は文化なり、歴史なり。』(宮下附一竜著)
『酒は文化なり、歴史なり。』(宮下附一竜著) 詳細情報
(さけはぶんかなり、れきしなり。)
説明
宮下酒造の酒造りの歴史がつまった一冊です。