Pen 2017年 11/15 号【ウイスキー最新案内。】
CCCメディアハウスから出版されています Pen 2017年 11/15 号【ウイスキー最新案内。】にて、岡山蒸溜所が紹介されました。誌面は書店にて御覧ください。
CCCメディアハウスから出版されています Pen 2017年 11/15 号【ウイスキー最新案内。】にて、岡山蒸溜所が紹介されました。誌面は書店にて御覧ください。
10月25日放送の OHK 岡山放送 『みんなのニュース』という番組の「日本酒の蔵元 新戦略」とい特集で、宮下酒造が登場いたしました。クラフトジン岡山やウイスキーなど新しい商品へ挑戦する話題を中心に、フランスの展示会の様子などが放送されました。
ハイボール人気が定着し、活気づく国産ウイスキー業界。個性的な味や製法で勝負する小規模な「クラフト蒸留所」が全国に広まっている。岡山でも地ビール「独歩」で知られる「宮下酒造」(岡山市中区)がドイツ製の蒸留器を導入。ウイスキーと同じ蒸留器でジンを蒸留し、琥珀(こはく)色の県産ジンを誕生させた。
発売された「クラフトジン岡山」は、新しい蒸留器を使ってこしらえた初めての商品だ。香りが強いのが特徴で、水やジュースで割っても花の香りがふわりと漂う。9月28日に全国の高島屋で先行販売が始まり、一般発売は今月下旬からの予定。200ミリリットル(税抜き2千円)、500ミリリットル(同5千円)の2種類を販売する。
宮下酒造は昨年7月、「岡山産のウイスキーを造ろう」と専用の蒸留器を本社内の工場に設置し、火を入れた。それまでは焼酎用のステンレス製蒸留器を使っていたが、蒸留の過程で生成される硫化物などを吸着しやすい銅製に切り替えた。現在は、大麦で仕込んだウイスキーを熟成させ、2、3年後の販売を目指している。
ジンはセイヨウネズ㋨実「ジュニパーベリー」やラベンダー、シナモンなどをアルコールにつけ込み、単式の蒸留器でゆっくり蒸留する。宮下酒造でも、レシピ通りアルコール度数の高い原液に香り付けの材料をつけたが、初めのうちは「味にとげがあり、ピリピリした」という。
試行錯誤のなかで宮下附一竜社長が、自社製の米焼酎に材料をつけ込んで、蒸留することを提案。すると味がまろやかになり、香り高く飲みやすいジンが出来たという。それをオーク樽で数カ月間貯蔵し、木の風味と色を移して完成させた。
林克彦営業課長は「和と洋の融合というのも面白かった。銅製の蒸留器は良い香りが残りやすく、爽やかな仕上がりになった」と胸を張る。
宮下酒造によると、ジンの国内生産は珍しく、樽で熟成させたものは他に類を見ないという。林課長は「琥珀色は樽貯蔵の証し。トニックウォーターやソーダでシンプルに割って、家でも気軽に楽しんでほしい」と話した。
9月11日放送の RNC 西日本放送(4ch)『ルック ~地域発・輝くカンパニー~』という番組で、宮下酒造が登場いたしました。ウイスキーの話題を中心に、多様な酒造りを支える岡崎達郎杜氏の姿、社長の宮下附一竜のインタビューなどが放送されました。
宮下酒造(岡山市中区西川原)は、自社の米焼酎をベースに複数の香味植物を配合した蒸留酒「クラフトジン岡山」を造った。ウイスキーの生産に向けて昨年導入したドイツ製の銅製蒸留器による初の製品。28日から全国の高島屋で先行販売する。
旭川の伏流水を使った米焼酎に、針葉樹の果実を乾燥させたジュニパーベリーや香草のコリアンダー(パクチー)など約10種類のスパイスを独自にブレンド。蒸留した後、焼酎を貯蔵していたカシのたるで熟成させた。
たるに貯蔵したことで酒の色がほんのりと黄みがかり、奥深い味わいになったのが特長。ジンを蒸留後にそのまま瓶詰めせず、たるに移して熟成させるのは国内では珍しいという。
アルコール度50%。200ミリリットル2千円、500ミリリットル5千円(いずれも税別)。一般発売は10月下旬を予定している。
宮下酒造によると、小規模なビール醸造所で製造されるクラフトビールの人気とともに、国内外でクラフトジンを造る醸造所が増えてきている。宮下晃一専務は「コメの味わいが感じられる日本らしいジンができた。そのままロックで飲むのがお薦め」としている。
同社は日本酒や焼酎、地ビールの製造を手掛けており、2011年にウイスキー造りに着手した。地方の中小メーカーによるウイスキーの生産は珍しく、18年をめどに商品化する予定。
酒造会社の宮下酒造(岡山市)は蒸留酒「クラフトジン岡山」を発売する。同社製の米焼酎をベースにジュニパーベリーやコリアンダーなどの香味植物を配合する。10月下旬から販売する予定だが、28日に高島屋全店で先行販売する。希望小売価格は200ミリリットルで税抜き2千円、500ミリリットルで5千円。
蒸留した後、焼酎を貯蔵していたカシのたるに移して貯蔵する。カシのたるを使う工程は国内では珍しいという。アルコール度数は50度。
同社は日本酒やクラフトビールを中心に生産している。2011年からウイスキーの製造を始めた。15年にドイツ製の蒸留器を導入して、岡山蒸溜所として運用している。
クラフトジン岡山は新たな蒸留器で生産する商品の第1号となる。
8月13日の NHK おはよう岡山にて、「ウイスキー製造を本格化」と題して、地ウイスキーの取り組みが紹介されました。
7月31日のRSK山陽放送テレビ RSKイブニングニュースにて、「地酒・地ビールにつづけ 地ウイスキーに蒸留器」と題して、ポット・スチルの火入れ式の模様が紹介されました。
ウイスキー市場への本格参入に向け、宮下酒造(岡山市中区)は29日、原酒を蒸留する新たなポットスチル(単式蒸留釜)の稼働を始めた。炭酸で割るハイボールの流行や、NHK連続テレビ小説「マッサン」の影響でウイスキー人気が高まる中、大手がひしめく市場で「県産」がシェアを伸ばせるか注目される。
ポットスチルは、ドイツにある蒸留設備メーカー製で、周辺設備を含めた投資額は約3000万円。1回あたり1500リットルの蒸留が可能。銅製のため、植物特有の臭いを除去し、殺菌効果もあるという。
同社は今年、創業100周年を迎えた。記念の新規事業として、2011年にウイスキー製造に着手。焼酎用のステンレス製蒸留器(容量1000リットル)で原酒を作っていたが、商品化に備え、容量が1・5倍になる専用の設備を導入することにした。
岡山市南区などで収穫された大麦などを原料に、29日から3日間かけて4500リットルを蒸留。アルコール度数を約60%に高め、樽1本分(約450リットル)の「モルト」原酒を作り、最低でも3年は熟成させるという。
宮下附一竜社長は「岡山の“地ウイスキー”を定着させるとともに、マスカットやブドウなど特産品を使ったブランデーなども商品化したい」と話す。
岡山地ビール「独歩」で知られる宮下酒造(岡山市中区西川原)は、本格的な「地ウイスキー」作りを目指し、新たに独製の蒸留器を導入し、29日に火入れ式を開いた。3年後には岡山初の地ウイスキーが誕生するという。
宮下酒造はこれまで、焼酎用ステンレス製蒸留器を代用してウイスキーを試作していた。今回導入したウイスキー用蒸留器は銅製。同社によると、銅は蒸留する時に出る硫化物などの臭いを吸着し、果物や花に似たいい香りを増やす作用がある。
できた原酒はたるに入れ、3年以上熟成させる。ドイツから指導に来た技術者ボルカー・デイトリッヒさんは「岡山の高い湿度と気温は熟成を促進します。良いできが期待できると思います」と話す。
原料の麦芽も、県産の大麦中心に仕込んだ。宮下附一竜(ぶいちろう)社長は「丸ごと岡山の地ウイスキーで、新しい蒸留酒文化をつくりたい」と意気込んでいる。