ヒノヒカリ

2008年2月17日日曜日 山陽新聞 オリジナル酒の名称決定 「純米酒 農大賛歌」 岡山県農業大学校が発売

オリジナル酒の名称決定 「純米酒 農大賛歌」 岡山県農業大学校が発売

 岡山県農業大学校(赤磐市東窪田)は、公募していたオリジナル日本酒の名称を「純米酒 農大賛歌」と決め、発売した。

 県内から六百八十六点の応募があり、同校や醸造委託先の宮下酒造(岡山市西川原)の関係者ら五人が「学生が大勢集まり楽しく学ぶイメージに合う」として選んだ。

 酒造りは、今年迎える同校の創立四十周年記念事業で、学生が栽培したヒノヒカリを使用。酒米ではないが、芳醇な香りと深みのある味に仕上がったという。

 アルコール度は約17%。三百ミリリットル(六百円)を八百本、七百二十ミリリットル(千五百円)を五百本生産。予約分などを除き、それぞれ二百本限定で市販する。宮下酒造で扱っており、問い合わせは同社(086-272-5594)。

2007年12月16日日曜日 山陽新聞 岡山県農業大学校40周年記念 学生が栽培の新米利用

岡山県農業大学校40周年記念 学生が栽培の新米利用

 岡山県農業大学校(赤磐市東窪田)は来年の創立四十周年を記念し、学生が育てた米を使ったオリジナル純米酒を売り出す。来年二月の予定で、酒の名称を募集している。

 同窓生らでつくる記念事業実行委が発案し、宮下酒造(岡山市西川原)に醸造を依頼。実習田(2.6ヘクタール)で栽培したヒノヒカリの新米四百八十キロを仕込んだ。酒米でないので「味はできてからのお楽しみ」と同校。

 名称募集は動向を広く知ってもらう狙い。応募は二十日までで、一月中旬に審査。最優秀賞一点に一万円、優秀賞三点に各五千円を贈る。また酒は来年の記念式典で配るほか、千本を予約販売する。三百ミリリットル入り六百円、七百二十ミリリットル入り千五百円。

 同校は農水省所管の農業研修施設として一九六八(昭和四十三)年設立。本年度から学校教育法の定める専修学校となった。二年の全寮制で、学生四十二人。卒業生千三百九十人。

 名称の応募は、はがきに記入し、同校内「農大産純米酒」名称募集係(〒七〇一-二二二三、赤磐市東窪田一五七)まで。予約販売は電話などで受け付ける。

 申し込み、問い合わせは同校(086-955-0550)。

2007年12月4日火曜日 朝日新聞 農業大学校のお米で造ります純米酒 ただいま「名前」募集中 創立40周年記念し480キロ仕込む 赤磐

農業大学校のお米で造ります純米酒 ただいま「名前」募集中 創立40周年記念し480キロ仕込む 赤磐

 県農業総合センター農業大学校(赤磐市東窪田)は、創立40周年を来年11月に迎えるのを控え、同校の学生が育てたコメを使って創立記念の純米酒を造っている。来年初めには完成する予定で、同校が名称を募集している。

 同校は全寮制で2年間、農業や畜産業などについて学ぶ。68年に県立農業講習所と県立三徳農業研修所が廃止され、新たに設置された。今年度からは学校教育法の定める専修学校となり、卒業生には短大卒と同等の「専門士」資格が与えられ、4年制大学への編入の道も開かれるようになっている。

 教諭らが、創立40周年の式典で配る記念品を考えているときに、学生が実習で栽培し年間約2トンの収穫がある食用米「ヒノヒカリ」に注目。オリジナルの酒を造ることにした。

 醸造は、岡山市西川原の宮下酒造に依頼。10月中旬に収穫したコメのうち、480キロを精米して仕込んだ。来年1月中旬には、純米酒約600リットルができるという。

 募集する名称は、「農大の魅力や農大らしさが感じられる名称を」と同校。最優秀賞1点を酒名に採用して賞金1万円を贈呈、優秀賞3点には賞金5千円が贈られる。

 応募できるのは、県内在住か通勤・通学する人。はがきに名称(3点以内)と住所、氏名、性別、年齢、職業または学校名と学年、電話番号を記入して、〒701・222 赤磐市東窪田157、県農業総合センター農業大学校内「農大産米純米酒」名称募集係へ。締切は20日(消印有効)。

 また、完成した純米酒1千本の予約注文も受け付ける。300ミリリットル入り600円、720ミリリットル入り1500円。問い合わせは同校(086・955・0550)へ。

2007年12月1日土曜日 毎日新聞 農業産米純米酒 名前を付けて 香り高く、個性豊かな味

農業産米純米酒 名前を付けて 香り高く、個性豊かな味

 来年で創立40周年を迎える農業大学校(赤磐市)は、同校で収穫したヒノヒカリを使った純米酒を醸造し、名称を募集している。予約注文も同時に受け付けており、高田裕史校長は「香りの高い個性のある酒になりそう」と話している。

 ヒノヒカリは県内で最も生産量の多い食用品種といい、酒造りに使われるのは珍しく、依頼を受けた宮下酒造(岡山市西川原)も醸造は初めて。同校では実習用に学生らが年間約200俵を収穫し、農協を通じて販売しているが、今回はうち8俵を日本酒の原料とした。価格は300ミリリットル入りが600円、720ミリリットル入り1500円。

 名称の応募は、はがき1枚に3作品以内。〒701-2223 赤磐市東窪田157 県農業総合センター農業大学校「農大産米純米酒」名称募集係まで。県在住か県内通勤者が対象で、優秀作品には賞金も贈られる。締切は20日消印有効。問い合わせは同校(086・955・0550)。