「量」から「質」への転換(2004年7月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

  1. はじめに
  2. 酒類業界の現状
    1. 酒類間競争の激化
    2. 日本酒需要の縮小
    3. 多数乱戦による業界の疲弊
    4. 窮地に追い込まれた業界の再生
  3. 新しいマーケッテング戦略への転換
    1. 量から質の経営へ
      利益
      売上・シェア 価値
      価格 顧客満足度
      競争 社会貢献度
      創造
    2. 「質」の経営実現に向かう流れ
    3. 同質から異質を競う時代
      1. これからは質の“ベター”(より良いもの)を求めるだけでなく、“ディファレント”(異なるもの)をつくることの価値が高まる。  = ブランド力(異質性)
      2. 「異質性」は、商品やサービスだけでなく、企業経営のあり方そのものについても求められる。
    4. ブランドの構築で目指すもの
      企業がブランドを通じて何を約束するかを明確にし、顧客の期待に応え続けることで顧客との間に長期的に揺るぎない精神的な関係(絆)を構築すること
    5. 文脈情報(コンテクスト)の重要性
      企業と顧客との間に豊かな文脈情報(コンテクスト)を築くことによってブランド力を高める。
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