皆造祝い(2004年5月)

宮下酒造株式会社 企画研究部

 5月21日、ついに昨年の9月29日から始まった平成15年度の清酒製造が終わり、製造社員とともに皆造祝い(注)を行いました。

 平成15年度は約2トン仕込みで66本の清酒を造りました。 昨年の10月から12月の仕込みは週に2本のペースで造る緩やかな造りでしたが、今年の1月から5月までの仕込みは半仕舞(週に3.5本)というハードな造りを行いました。 しかしながら、こうして無事たいしたトラブルもなく、いいお酒ができたことを祝うことができるのは非常にうれしく思っています。

 これも製造社員が一致団結して真剣に酒造りに取り組んだ結果だと思います。 これからはこのできたお酒の品質、鮮度管理をきちんと行い、消費者の皆様方にいい状態で飲んでいただけるよう努力していきたいと思います。

 今後とも宮下酒造をよろしくお願い申し上げます。

 (注)その年の酒をすべて造り終えたことを皆造(かいぞう)といい、道具類の片付けもひと通り済んだところで祝宴を催す。

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