ESDに関するユネスコ世界会議

2014年4月24日木曜日 山陽新聞 日本酒にESDラベル 1000本限定、来月発売 世界会議盛り上げ

2014年4月24日木曜日 山陽新聞 日本酒にESDラベル 1000本限定、来月発売 世界会議盛り上げ

 今秋に岡山市内で開かれる「ESD(持続可能な開発のための教育)に関するユネスコ世界会議」のロゴマークをラベルに用いた日本酒が、5月1日から1000本限定で販売される。発売を前に23日、製造する宮下酒造(中区西川原)の宮下附一竜社長が大森雅夫市長を訪ねてPRした。

 日本酒は地元の雄町米を使い、ESDのために造った「極聖 純米吟醸 雄町米」(720ミリリットル)。日本酒の人気が高い海外に向けて同会議をPRするため、岡山弁のESDキャッチフレーズ「ええ地球にしょーでぇー」の英語訳をラベルに印刷している。希望小売価格は1728円。市内の百貨店や岡山空港、JR岡山駅などで扱う。

 市役所を訪れた宮下社長は「世界会議を盛り上げるために一役買いたい」と話し、市長は「ESDの知名度が低いとの危惧もあり、皆さんの動きはありがたい。ぜひ成功させたい」と応じた。

 ESDのロゴマーク付き商品は市の承認があれば販売でき、民間の活用は初めて。市によると、市内の和菓子メーカーもきび団子での使用を検討している。