資本主義

法人と資本主義(2018年6月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 本日は「法人と資本主義」ということについて簡単にお話をさせていただきます。

 まず、第一には「法人」という言葉は、人間の想像力によって生まれた虚構、フィクションだということです。「サピエンス全史」という本の著者ハラリは書いています。「法人も神話や国家や貨幣という言葉と同じように、ホモサピエンスである人類が発明し、皆がそれを信じている虚構なのです。この虚構こそが見知らぬ人同士を結び付け、協力することを可能にし、ホモサピエンスは途方もない力を得ることができ、文明を築くことができたのだと」。この本「サピエンス全史」は世界的なベストセラーになっていますので、是非一度お読みいただければ、目から鱗が落ちると思います。


“法人と資本主義(2018年6月号)” の詳細は »