日本経済

ケインズかシュンペーターか(2010年7月号)

宮下酒造株式会社
社長 宮下附一竜

 日本経済は、1990年代以降20年に亘って停滞を続けている。1990年から2008年の間に、日本のGDPは1・1倍になっているが、アメリカは2・5倍、中国は12倍に成長している。「日本の失われた20年」といわれるが、まさしく日本経済は停滞しているといえる。なぜ、日本の経済は長期的停滞におちいってしまったのであろうか。そして、このような停滞からどうすれば脱出できるのであろうか。ケインズとシュンペーターの経済学をもとに考えてみたい。


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