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<title>宮下酒造株式会社 最新情報</title> 
<link>http://www.msb.co.jp</link> 
<description>宮下酒造は日本酒 地ビール 焼酎 梅酒など様々な酒類を製造・販売する総合酒類メーカーです。宮下酒造は90年以上の歴史があり、日本酒は「極聖」、地ビールは「独歩」が代表銘柄です。このフィードでは宮下酒造の最新情報をお届けします。</description> 
 
<item> 
<title>ケインズかシュンペーターか</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics201007.html</link> 
<description><![CDATA[<p>　日本経済は、1990年代以降20年に亘って停滞を続けている。1990年から2008年の間に、日本のGDPは1・1倍になっているが、アメリカは2・5倍、中国は12倍に成長している。「日本の失われた20年」といわれるが、まさしく日本経済は停滞しているといえる。なぜ、日本の経済は長期的停滞におちいってしまったのであろうか。そして、このような停滞からどうすれば脱出できるのであろうか。ケインズとシュンペーターの経済学をもとに考えてみたい。</p>
<p>　「日本の失われた20年」の間、日本政府は、財政支出を増加させることによって有効需要を増大させ、景気回復を図るというケインズ政策をとり続けてきた。現在も膨大な財政赤字の中、財政支出というカンフル注射を打ち続けている。その結果、国債と地方債の長期債務残高は800兆円を超え、日本のソブリン・リスク（政府債務の信認危機）が問われ始めている。　政府の財政支出によって、景気回復を図るというケインズ政策は限界に達しているといえるのではないか。</p>
<p>　そこで、シュンペーターの登場となる。シュンペーターは、昔からあるモノやサービスに対する需要は必ず飽和するという。そこで、イノベーションによって、新しいモノをつくり出したり（プロダクト・イノベーション）、新たな市場を見つけ出す（需要創出型のイノベーション）などによって、資本主義経済の成長を図ることができるという。</p>
<p>　私は、日本経済の活性化は、シュンペーターのいうように、企業家と企業行動のあり方にかかっていると考えている。井原哲夫氏は「日本はなぜ停滞してしまったのか」という本のなかで、「日本の停滞の根本原因は、勝負の時代にあって企業が勝負をさけるようになったことにある」という。「リスクを冒しても、将来の利益を追求するために、外部から資金調達を行い、積極的に投資を行う企業家精神が後退してしまったことが停滞の原因だ」という。シュンペーターは、「馬車をいくら繋いでも鉄道にはならない」と表現しているが、イノベーションという「非連続的な変化」によって経済を発展させることが今日必要なことだと考えられる。</p>
<p>　これからの日本経済の成長のためには、財政出動というマクロ政策に頼るのではなく、シュンペーターのいうイノベーションによって日本の経済を成長させていくことが、長期的停滞から脱出する方策となるのではないかと私は考えている。</p>]]></description>
<pubDate>2010-07-24T10:16:46+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>岡山地酒祭挨拶（米と酒の歴史と文化）</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics201005.html</link> 
<description><![CDATA[<p>　本日は、岡山地酒祭にご参加いただき誠にありがとうございます。冬の間の寒く、厳しい酒造りも終わり、香りの高い、ふくよかな新酒が出来上がり、一段落している今日この頃ですが、今夜は岡山支部の酒造家五社の地酒と郷土料理のマッチングを堪能していただき、楽しい一夜を過ごしていただければ幸いです。</p>
<p>　本年の秋には、第２５回国民文化祭が岡山県において開催されることになっていますが、マスコットキャラクター「ももっち」にも参加いただき、この会を盛り上げていただいています。</p>
<p>　さて、私の敬愛する故坂口謹一郎先生は「日本の酒」という本の中で、「世界の歴史をみても、古い文明は必ずうるわしい酒を持つ。すぐれた文化のみが、人間の感覚を洗練し、美化し、豊富にすることができるからである。それゆえ、すぐれた酒をもつ国民は、進んだ文化の持ち主であるといっていい。」と述べられていますが、酒造家として、私たちは、うるわしい、すぐれた酒をつくることによって、酒を人間の精神を高める文化として飲んでいただけるように努めなければならないと考えています。
そこで本日は、少し長くなりますが、米と酒の歴史と文化についてお話をさせていただきたいと思います。</p>

<ol>
<li>	世界の食文化を大きく分けると、コメとムギの文化圏に分かれますが、温暖湿潤な気候の日本において、日本人はコメを主食に選びました。中国や朝鮮半島では、日本ほどコメに固執せず、米と麦の混合食文化を築いてきたと考えます。例えば、中国の伝統酒である紹興酒や韓国の大衆酒であるマッコリには、原料として、麦と米が使われています。酒造りも大陸から伝わってきたといわれますが、米麹を使い、１００％米の酒は日本人の独創であるといえます。こよなくコメへ集中傾斜してきた日本人のコメの歴史は、「日本の歴史」であるといっても過言ではないと考えますが、その反動でしょうか、今日、コメ離れが起こり、パンや麺類などムギ文化が隆盛になっています。これから日本の食文化はどちらの方向に進んでいくのでしょうか。</li>
<li>今から約2500年前、水田稲作が中国や朝鮮半島より日本に伝わり、縄文人と異なる、稲作を基調にする弥生文化が形成されましたが、この頃、米を原料にした日本の酒造りも始まったと考えられます。</li>
<li>日本の三世紀前半の卑弥呼のことが書かれている「三国志」の「魏志倭人伝」の中に、倭人は「歌舞飲酒する」とか「酒を嗜む」と書かれていますが、これが日本の酒について最初に書かれたものだといわれます。</li>
<li>古墳時代から古代律令国家の時代になると、朝廷では宮中造酒司をおき、宮中の祭事、節会、儀式に使う酒を造っています。</li>
<li>中世になると、貴族、大寺院、そして武士による荘園制度からの年貢米による酒造りが広がり、「天野酒」や「菩提泉」などの寺院の酒が有名になり、中世の酒造りの醸造技術が今日まで伝えられています。</li>
<li>豊臣秀吉の太閤検地によって、中世の荘園は消滅し、米を経済システムの根幹に置く、近世社会の石高制社会に移行します。</li>
<li>江戸時代になると米の価格統制上、たびたび酒造統制が行われ、酒造業の発展に甚大な影響を与えることになります。</li>
<li>明治時代になると、国家の目標は「富国強兵」となり、戦争の度に酒税の大増税が行われました。日清、日露戦争は酒税で戦ったとよくいわれますが、明治32年には、地租を抜いて酒税が国税収入の３５％でトップになっています。</li>
<li>第二次世界大戦後も、昭和40年ごろまで食料不足は続き、昭和17年に創設された食料管理制度は、平成7年まで続くことになります。神崎宣武先生は「酒の日本文化」という本のなかで、「戦前の農村では、少量の米に雑穀や根菜を混ぜて炊いた「かてめし」や「雑炊」を主食にしていたのであり、日本人が腹一杯ごはんが食べられるようになったのは、戦後の高度経済成長以後である」また「飲酒の習慣が確立されるのは日清、日露戦争の後である」といわれています。戦後の高度成長によって、腹一杯ごはんが食べられるようになって、米を最も神聖なものとみなしてきた日本人が、米をありふれた日常的商品とみなすようになったことは、まことに皮肉なことであり、同じことは、米の酒である日本酒にもいえることであり、ありふれた日本酒は、その地位を大幅に後退させています。</li>
<li>先ほど、お話したように、江戸時代には頻繁に酒造統制令が出され、酒造家は大変苦労するのですが、宝暦4年（1754）と文化3年（1806）には、逆に、米の豊作が続き、米価が下落したため、「勝手造り令」が発令され、酒造りが自由化されています。この時を捉えて、新興酒造地である灘地方の酒造家が、飛躍的発展を遂げることになるのです。灘酒の発展は、足踏み精米から水車精米による高精白米と宮水の発見による品質の向上や、樽廻船による迅速な江戸への廻送などによってもたらせられたといわれています。</li>
<li>食管法の廃止により、米の取引は自由になり、米価の下落した現在は、江戸時代の「勝手造り令」の時代に似ていると思います。この機会を捉えて、岡山の米と酒の提携強化によってイノベーションをおこし、岡山の酒の飛躍的発展を実現することは可能だと考えています。</li>
<li>さて、長々とお話してきましたが、米の統制による酒造規制や過酷な酒税負担などの日本酒を覆ってきた長い歴史的桎梏を取り除き、「酒は文化なり」というという理念を確立し、酒本来の価値を徹底的に追求していくことが、酒造業復活のキーストーン、かなめ石であると信じています。</li>
</ol>
<p>　終わりにあたり、本日ご臨席いただきました皆様に再度お礼申し上げ、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申しあげまして私のご挨拶といたします。
</p>]]></description>
<pubDate>2010-06-01T00:04:52+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>第93回備中杜氏自醸清酒品評会 優等賞第3位受賞</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics2201005.html</link> 
<description><![CDATA[<p>第93回備中杜氏自醸清酒品評会の結果が発表され、弊社「極聖」が<strong>優等賞第3位</strong>を受賞し、杜氏小畑正弘が表彰されました。第93回備中杜氏自醸清酒品評会の概要は下記のとおりです。</p>

<ol>
<li>日程
<ul>
<li>平成21年5月21日（金） 出品酒の審査、褒章授与式、公開きき酒、祝賀交歓会</li></ul></li>
<li>優等賞第3位杜氏
<ul><li>小畑 正弘　清酒 極聖</li></ul></li>
</ol>

<div>
<p><img src="http://www.msb.co.jp/images/topics22010051.jpg" width="200" height="150" alt="第93回備中杜氏自醸清酒品評会 優等賞第3位受賞" border="1" /></p>
</div>
]]></description>
<pubDate>2010-05-24T11:33:55+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>父の日ギフトに父の日ラベルの地ビールと焼酎、日本酒を贈ろう！</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/chichinohi.html</link> 
<description><![CDATA[<img src="http://www.msb.co.jp/images/chichinohi2010.jpg" width="700" height="455" alt="父の日ギフトに地ビール・本格焼酎・日本酒のお酒をプレゼントしよう" /><br />
<h2 style="font-size:large; line-height:2; margin:10px;"><span style="color:#FF0000;">
普段言えない何気ない思いをギフトにのせて<br />父の日ギフトに地ビール・本格焼酎・日本酒のお酒をプレゼントしよう<br />メッセージカード無料！！<br />父の日 6月20日（日）の配達指定も可能です。</span></h2>

<img src="http://www.msb.co.jp/images/chichinohi2010_1.jpg" width="700" height="250" alt="地ビールと日本酒は父の日オリジナルラベル" /><br />
<img src="http://www.msb.co.jp/images/chichinohi_4.jpg" width="580" height="400" alt="地ビールと日本酒は父の日メッセージカード" />]]></description>
<pubDate>2010-05-12T21:24:24+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>母の日ギフト・プレゼントに母の日ラベルの地ビール・梅酒をプレゼント！</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/hahanohi.html</link> 
<description><![CDATA[<img src="http://www.msb.co.jp/images/hahanohi2010.jpg" width="700" height="250" alt="母の日ギフトに母の日ラベルの地ビールと梅酒を送ろう" /><br />
<h2 style="font-size:large; line-height:2; margin:10px;"><span style="color:#FF0000;">
普段言えない何気ない思いをギフトにのせて<br />母の日ギフトに母の日ラベルの地ビールと梅酒を送ろう<br />メッセージカード無料！！<br />母の日 2010年5月9日の配達指定も可能です。</span></h2>

<img src="http://www.msb.co.jp/images/hahanohi2008_1.jpg" width="700" height="250" alt="地ビールは6本全部母の日ラベル・梅酒は母の日ラベルと竹久夢二のラベルのセット" />
]]></description>
<pubDate>2010-04-22T00:17:58+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>2010年春季全国酒類コンクール 独歩 雄町米ラガー 地ビール部門第1位</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics22010041.html</link> 
<description><![CDATA[<p>全日本国際酒類振興会主催の2010年春季全国酒類コンクール（第30回）の結果が発表され、<a href="http://www.msb.co.jp/omachimai_lager.html">独歩 雄町米ラガー</a>が地ビール部門で第1位、<a href="http://www.msb.co.jp/detail/10000041/">長期樫樽貯蔵 米焼酎 男の勲章</a>が米焼酎部門で第2位を獲得いたしました。</p>

<p>2010年4月18日に東京大学駒場ファカルティハウスにて、入賞の表彰式、祝賀パーティが開かれ、一般愛好・消費者参加の公開テイスティングも開かれました。独歩 雄町米ラガーの第1位優勝の楯が授与されました。</p>

<p><img src="http://www.msb.co.jp/images/topics22010043.jpg" width="144" height="180" alt="2010年春季全国酒類コンクール" border="1" />
<img src="http://www.msb.co.jp/images/topics22010044.jpg" width="240" height="180" alt="2010年春季全国酒類コンクール" border="1" /></p>]]></description>
<pubDate>2010-04-21T02:28:30+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>平成21酒造年度 岡山県清酒品評会にて『極聖』受賞</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics2201004.html</link> 
<description><![CDATA[<p>平成21酒造年度 岡山県清酒品評会の結果が発表され、吟醸酒部門で弊社「極聖」が<strong>岡山県産業労働部長賞</strong>、純米酒部門で<strong>岡山県工業技術センター所長賞</strong>を受賞いたしました。平成21酒造年度 岡山県清酒品評会の概要は下記のとおりです。</p>

<ol>
<li>開催目的
<p>岡山県清酒品評会は、岡山県内で醸造される清酒の品質向上を図るため醸造技術の研究に資するとともに、消費者の嗜好に対応した真に市場価値の高い酒質とするための醸造技術の改善・向上を促進することを目的に開催しています。</p></li>
<li>主催および後援
<ul><li>主催 岡山県酒造組合</li><li>後援 岡山県・全農岡山県本部</li></ul></li>
<li>日程
<ul><li>審査会 平成22年4月1日（木） 10:00〜17:00 テクノサポート岡山</li><li>表彰式 平成22年4月9日（金） 10:30〜11:00 JR岡山駅地下 岡山一番街 [イルカの広場]</li>
<li>公開 平成22年4月9日（金）〜11日（日）JR岡山駅地下 岡山一番街 [イルカの広場]</li></ul></li>
<li>部門区分
<ul><li>吟醸酒部門 平成21酒造年度に岡山県内の酒造場で醸造された吟醸酒（原酒）</li>
<li>純米酒部門 平成21酒造年度に岡山県内の酒造場で醸造された純米酒（原酒）<br>
※ 酒造年度は、7月〜翌年6月の1年です。</li></ul>
</li>
<li>出品状況
<ul><li>吟醸酒部門 出品点数 60点 （蔵元 25場） [昨年 50点 （24場）]</li>
<li>純米酒部門 出展点数 43点 （蔵元21場） [昨年41点 （20場）]</li></ul>
</li>
<li>審査員（敬称略）
<ul>
<li>岡山県工業技術センター 専門研究員 産本 弘之</li>
<li>岡山県工業技術センター 研究員 三宅 剛史</li>
<li>広島国税局 鑑定官室長 川瀬 直樹</li>
<li>広島国税局 主任鑑定官 小山 淳</li>
<li>上田酒類総合研究所 代表 上田 護国</li>
</ul>
</ol>]]></description>
<pubDate>2010-04-12T01:15:30+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>2009年秋季全国酒類コンクール独歩シュバルツ 地ビール部門第1位</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics2201003.html</link> 
<description><![CDATA[<p>2010年5月1日〜10月31日に開催される上海万博に先立ち、2009年秋季全国酒類コンクールが上海で開催されました。2009年10月16日の審査会と2009年10月17日の公開テイスティング、そして現地の中国関係有識者、有力者、業者との懇親パーティーは、かの周恩来はじめ、世界の元首たちに愛用され、戦前から日本人にも親しまれてきました錦江飯店（ジンジャンホテル☆☆☆☆☆）を会場に行われました。</p>

<p>その結果、地ビール部門において<br />
「独歩シュバルツ」<br />
が第1位優勝の栄冠に輝きました。<br />
中国人審査員の評価もかなり高かったようです。</p>

<p>それぞれの部門における第1位優勝者の表彰式が日本でも2010年3月21日東京の東京大学駒場ファカルティハウス1階で行われました。優勝の楯を全日本国際酒類振興会の稲垣真美会長より授与されました。</p>]]></description>
<pubDate>2010-04-05T21:16:07+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>備前焼の大甕について</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics201004.html</link> 
<description><![CDATA[<p>　室町中期から戦国時代に高い評価を受けた「天野酒」は、河内長野市天野町の天野山金剛寺で造られた僧坊酒ですが、このお寺には三石入りの古い備前焼の大甕が残っています。おそらく酒の仕込甕として使われたと思われますが、室町後期には西日本各地に備前焼が瀬戸内の海運を利用して広く流通していたと考えられます。</p>
<p>　備前焼の起源は、六世紀後半より備前国古代邑久郡で生産されていた須恵器に求められる陶器です。１２世紀には原料となる土や燃料に恵まれた備前市伊部周辺部の山麓で窯業が始まり、鎌倉時代後期には窯が熊山山上に築かれ、窯の傾斜が強くなり、焼成温度も高くなったために、茶褐色に固く焼き締められた壺・擂鉢・甕の三器種が量産されるようになったようです。南北朝末期ごろと推測される水の子岩沈船遺跡からは、約１８０個体にのぼる備前焼の壺・擂鉢・甕が引き上げられています。</p>
<p>　室町時代になると、窯は山麓に下り、その規模は長さ四十メートルに及ぶ大型となり、各地の遺跡からの出土量も膨大なものとなっています。</p>
<p>　このように実用の器として地位を確立した備前焼ですが、室町後期に流行を見せ始める侘び茶の世界において、村田珠光・武野紹鴎・千利休に取り上げられるようになり、茶陶として水指・花生などが注目を集めるようになりました。</p>
<p>　一方、室町後期になると、10石以上の大型木桶が出現し、酒造容器は甕から大型木桶に移り、酒仕込の単位が大きくなっていきました。大型木桶を作るのに必要な製材用大鋸（おが）は十四世紀末から十五世紀、表面や側面を仕上げる台鉋（だいかんな）は十五世紀中頃に中国か朝鮮より渡来したといわれています。こうして中世日本の木工技術の革新が、近世酒造業の発展に寄与することになっていくことになったのです。</p>]]></description>
<pubDate>2010-03-13T19:21:03+09:00</pubDate>
</item> 
 
<item> 
<title>酒は悪者か</title> 
<link>http://www.msb.co.jp/topics201003.html</link> 
<description><![CDATA[<p>　先日、ジュネーブに本部のあるWTO（世界保健機関）でアルコールの規制を強化しようという議論が高まっていることが新聞に書かれていました。</p>
<p>　飲酒運転や未成年者飲酒の問題、アルコール依存症など健康被害が強調され、酒が悪者であるかのような風潮が高まりつつあるように見えます。</p>
<p>　ここで、思い出されるのがアメリカで1920年から実施された禁酒法のことです。酒の製造、販売、運搬などを禁止した禁酒法は、アメリカの酒産業に甚大な被害をもたらしましたが、一方、酒を無くすれば、世の中の秩序を回復することができるという期待はむなしく潰えました。　むしろ、密造酒や外国からの輸入酒が出回り、それを扱って暴利をむさぼるギャングがのさばり、それを取り締まるのに膨大な費用がかかったため、「高貴な実験」と呼ばれた禁酒法は1933年に廃止されました。</p>
<p>　酒を悪者にして、この世の中から無くしようとしても問題の解決にならないことは、アメリカの禁酒法の失敗をみても明らかです。</p>
<p>　私は、酒は悪者などではなく、文化的な飲み物だと考えています。近年になって、酒がたやすく手に入り、安く売られるようになり、消費者にとっては悪いことではないように見えますが、致酔飲料である酒をあまり気軽に取り扱うと、事件や事故、トラブルの原因になります。酒は文化な飲み物であり、節度をもって酒に接することの大切さがもっと強調されなくてはなりません。</p>
<p>　古代より、日本酒は神に捧げる酒、「御神酒」であり、「百薬の長」として薬としても扱われてきました。また、嬉しい時、悲しい時、いつでも酒が人々の気持ちをやわらげ、社会の習慣行事の中で重要な役割を果たしてきました。そこには、根底にお酒に対する畏敬の念があり、日本人の酒として規律ある酒文化が存在していたといえるのではないでしょうか。</p>
<p>　今、私が危惧することは、酒を悪者として非難することによって、酒の文化性が失われていくことです。</p>]]></description>
<pubDate>2010-02-25T19:06:46+09:00</pubDate>
</item> 
 
</channel> 
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