2008年2月18日月曜日 山陽新聞 「おお岡大」酒人気 東京・大学ブランドフェア 試飲客「飲みやすい」

「おお岡大」酒人気 東京・大学ブランドフェア 試飲客「飲みやすい」

 全国の大学が開発を手がけた「大学ブランド食品」のフェア(同フェア実行委員会主催)が東京・新宿のデパートで開かれており、岡山大は日本酒「おお岡大」を出品、人気を集めている。二十日まで。

 国公私立の二十四大学がコメ、乳製品、菓子類などさまざまな農水産品と加工品を出店。岡山大は付属農場で収穫した「アケボノ」を使った本醸造と純米吟醸の二種類の「おお岡大」を展示・販売している。

 「おお岡大」は、製造を宮下酒造(岡山市西川原)が行う産学連携で二〇〇六年に生まれた岡山大のブランド。学生歌の歌詞にある「おお岡大」のフレーズから命名した。

 会場では試飲もあり、買い物客は原料米などの説明を聞きながら「フルーティーで飲みやすい」と感想を述べていた。新潟大の日本酒や山梨大のワイン、鹿児島大の焼酎などと味をくらめる辛党もいた。

 岡山大農学部の斉藤邦行教授は「全国にもアピールできるような岡山大のブランドとして定着を図りたい」と話していた。

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